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本来は脇役として少し彩りを添えるだけの雨が主役 |
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19面ある試合コートにそれぞれ待機している、今大会で登場回数から言えば表方となったカバーパースンたちは、雨がポツリと少しでも降ってきた時、大切な芝が傷まないように、コートの脇に置いてある巨大なビニールシートをすばやく確実にコートの上にかぶせ大活躍。
ということで、頻繁にビニールシートをかぶせるために現れる、カバーパースンの仕事ぶりを紹介しようと思う。 |
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この作業は、なんと5秒ぐらいの早業だ。試合も面白いが、この作業を見るのもなかなか面白い。数人の息があわないとうまくいかない共同作業だが、時には(今回一人いたが)ビニールシートを引っ張っている最中にころんでしまい、シートの下に埋められてしまうカバーパースンもいる。すごく惨めそうだ。 |
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コートにビニールカバーがかけられると、観客はそれぞれストロベリー&クリームを食べたり、パブに一杯飲みに行ったりと、思い思いの時間を過ごしているが、雨が止みそうになると、あっという間に戻って来て席につき、いっせいに手拍子やウェーブを始める。というのも、「雨が止んだから、ビニールシートを片付けて早く試合を再開して」という催促だ。
そして、その手拍子やウェーブの中、カバーパースンが登場すると、どっと、歓声が上がり、そして、その大歓声の中、ビニールシートの片付けが始まる。この作業もあっという間だ。
今日はこれらの繰り返しで、何回も見すぎると、又かと言う思いで、だんだんと歓声も少なくなる。
6:30pm一試合も行われないまま今日のすべての試合はキャンセルと決まり長い1日は終わった。 |
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カバーパースン活躍スライドショーはこちらをクリック |
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No1コートで隣同士になった広島からやって来た新婚さん。話を聞くと我々同様、旅行会社「フライト」に旅行を手配してもらったのだそうだ。 |
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長い1日は終わった |
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サウスフィールド駅 |
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今年のウィンブルドンはここまで一試合も行われなかった日が2日目になった。
118回目を迎えたウィンブルドンだが、ミドルサンデーに試合をやるのは3度目だそうだ。また、新たに歴史に刻まれることになった。このミドルサンデーというのは、14日間ある大会期間中の1週目と2週目の間の日曜日。この日は試合がまったく無く、選手もスタッフも丸一日2週目の英気を養うための、完全休養日だ。
このミドルサンデーを終えると選手も緊張感が高まり、ようやく戦いは後半本番を迎える。 |
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ホテルが火事!? |
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ウィンブルドンの会場から帰り、眠っていると、午前1時近くに突然けたたましい火災報知機の音が鳴り響き、「何事か」と、ロビーへ行くと、ホテルの玄関には宿泊客であふれている。そして、まもなく消防車が3台到着。しかし、火の手も、煙も、どこにも無い?
そのうち10分ぐらいで音は鳴り止んだがホテルからの説明は一切無し。
今までの事は夢だったのだろうか、それとも避難訓練?
結局は、単なる誤作動だったようだ。 |
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