1993 12/30 〜 1994 1/6


ギザ


カイロ

ピラミッド
クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド
バスが到着したのは、「パノラマ・ポイント」と呼ばれる場所。そこからギザの三大ピラミッドを一望することが出来る
ピラミッドはとても市街地に近いところにある。
バスから見ていると街が急に切り離され砂漠になって突然巨大なピラミッドがドーンと姿を現わす。

クフ王のピラミッド

ナイル川西側に約60基あるといわれるピラミッドのうち最大のもの。1辺230m、高さ140m、傾斜角51度の四角錐のピラミッドで、全体を白い石灰岩の化粧石で覆われていた。建設に30年を費やし、労働者の数は10万人、最近ではピラミッド建設自体がナイル川の氾濫期に、農民を日雇した公共事業だったという説が有力である。4500年の間に化粧石は奪われ、石積みが崩れ、現在の高さは137mしかない。それでも、真下から見上げると、頂上ははるか彼方でその大きさは、想像を絶する

真下から見上げる
1/3の高さの所に正式な入り口がある
(現在使用されていない)
子供はぴょんぴょん登って行き
入り口に入った所をパチリ

上昇通路

ラクダ
砂漠の中の移動はやはりラクダが似合う

ラクダに乗り降りするときは気をつけていないと振り落とされそうになる。ラクダが立ち上がる時、屈むときその長い足が急に曲げられるので乗っている人は大きく前後に振られる。ラクダも近くで見ると大きな物で背中の高さはゆうに2mを越えている。
ラクダが座った状態で足をかけ、鞍にまたがる。鞍の前後に突き出た20cmほどの握り棒をしっかりとつかんで身構える。ラクダ曳きの掛け声で、ラクダが足を伸ばしながらのっそりと立ち上がる。後ろ足から立ち始めるので、前のめりに振り落とされそうだ。立ち上がると爽快でがっちりとして重量感のあるラクダの体を感じる

スフィンクス
高さは20m。全長57m。エジプト最大のスフィンクス。
顔は人間、身体はライオン。顔は、カフラー王に似ているとの説もある。
幾多の戦争でスフィンクスの顔は削られてしまっている。
そして、顎鬚の部分は、今は大英博物館にある

同じツアーグループと一緒に昼食

メンフィスとサッカラ
ラムセス2世の巨像

スフィンクス
カイロからバスで約1時間、カイロの南にあるメンフィス。
ここは古王国時代の最初の首都である。約15mある横たわるラムセス2世像とエジプトで2番目に大きいといわれている約10mのアラバスター製(白色で緻密な雪花石こうという石)のスフィンクスで有名。

サッカラの階段ピラミッド

エジプトにあるピラミッドが全て見事な三角錐の形をしているわけではない。中には崩壊寸前になっているピラミッドもある。また、崩壊しているわけではなく、ピラミッド建築の成立過程を示すユニークな形をしているものもある。その代表的なものが、サッカラに残る階段ピラミッドだ。
エジプトで最初に作られたピラミッドと言われ、マスタバを積み上げたような形で階段状になっているので、こう呼ばれている。この階段ピラミッドは、世界最古の石造建造物。

階段ピラミッド

これもピラミッド

田園風景

じゅうたん

じゅうたん織機と職人
子どもたち数人が織機の前に座り、下絵を見ながら巧みに色糸を編み込んでいた。
日本の小学校高学年位だろうか?

2階はじゅうたん売り場